- 旅行コード
- 5832
邪馬台国からヤマト王権へ
纒向学研究センター統括研究員橋本輝彦氏 同行解説で邪馬台国研究の最前線に迫る

纒向遺跡/イメージ
- 出発月
- 2021年3月
- 主な方面
- 奈良
- 旅行日数
- 2日間
- 宿泊ホテル
THE KASHIHARA(洋室)
- 食事条件
- 朝1回・昼2回・夕1回
- 最少催行人員
- 10名
- その他
利用バス会社:大和ジェット観光バスまたは同等クラス(座席は1名様2席ご用意)
18名様限定
―卑弥呼は邪馬台国の首都に生まれ、倭国の首都として造られた都市で女王となった―
古代日本最大の謎、邪馬台国はどこにあったのか。
長年にわたり調査・議論が繰り広げられてきたが、真実は今もなお秘密のベールに包まれています。このツアーでは、邪馬台国の所在地として有力視される纒向遺跡や、箸墓古墳、唐古・鍵遺跡などを巡り、専門家の解説で邪馬台国の謎とヤマト王権成立への道を探ります。
同行講師 橋本 輝彦(はしもと てるひこ)氏
1969年、奈良県吉野町生まれ。桜井市教育委員会文化財課長、桜井市纒向学研究センター統括研究員。纒向遺跡の調査を担当し、190次に及ぶ調査の多くに関わる。近年では纒向遺跡中枢部の構造解明を目指した学術調査を企画・担当し、遺跡の保護と活用についても積極的に取り組んでいる。
箸墓古墳
全長約280mの前方後円墳。卑弥呼の墓とする説もあるが、真の被葬者が誰なのかはいまだに謎である。
唐古(からこ)・鍵(かぎ)遺跡
幾重もの環濠に囲まれた弥生時代の集落の遺跡。シンボル「復元楼閣」は、発掘された土器に描かれていた絵画を元に復元。
纒向(まきむく)遺跡
初期ヤマト政権発祥の地として、あるいは西の九州の諸遺跡群に対する邪馬台国の東の候補地として全国的にも著名な遺跡。他の一般的な集落とは異なる点が多く、日本最初の「都市」、あるいは初期ヤマト政権最初の「都宮」とも目されている。調査面積は南北約1.5km、東西約2kmにもおよぶ広大な面積の2%にも足りず、未だ不明な部分も多く残されている。
石舞台古墳 夜桜ライトアップ
光に包まれる石舞台と、周囲に咲く60数本の桜の様子は、古墳の巨石を含め圧倒的な存在感とともにまさに春夜だけの限定空間。夜桜が誘う、幽玄の世界をお楽しみください。
※ライトアップ中止の場合は、ホテルにて夕食前に橋本先生のミニ講義を開催します。
黒塚古墳
全長約130mの前方後円墳。1面の画文帯神獣鏡や33面の三角縁神獣鏡などの副葬品が完全な形で出土した。三角縁神獣鏡は卑弥呼が魏から贈られたとされる「卑弥呼の鏡」と呼ばれるもので、大和の中心部で見つかったのは初めてであるだけに、邪馬台国論争を左右する重要な手がかりになるものとして、注目を集めている。
THE KASHIHARA 古墳ケーキ付フレンチディナー

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